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ロト6(宝くじ)とみずほ銀行の関係

ロト6(宝くじ)とみずほ銀行の関係

宝くじは、以前は、第一勧業銀行に宝くじの全面的な業務が委託されていましたが、その後、2002年に、第一勧業銀行と富士銀行、日本興業銀行との合併にともない、みずほ銀行と名称が変更されてからは、みずほ銀行に宝くじの業務が委託されています。第一勧業銀行 (第一勧業銀行の通称として、「第一勧銀」という名で親しまれてきました)といえば、シンガー・ソング・ライターの小椋桂さんが勤めていた銀行として有名でしたが、第一勧業銀行は、日本勧業銀行と、第一銀行が合併された銀行でした。日本勧業銀行は、戦前から日本の長期政策や植民地政策のために設立された政府系金融機関として、農工業の改良のための長期融資を目的のために設立された特殊銀行でした。長期融資を基本として、金融債の発行が認められ、割増金付きの債券が唯一認められて抽選を行い、当選番号の債券を持つ人に対して割増金付きで償還されていました。宝くじとみずほ銀行のルーツはここにあります。

みずほ銀行は、近年の銀行合併により出来た銀行でありますが、その前身である日本勧業銀行は農工業の改良のための長期融資を目的のために設立されました。しかし、長期融資が基本であるため預金が原資とは成り得ず、代わりに金融債の発行が認められ、かつ割増金付きの債券が唯一認められ、発行しました。だが、農業に関する融資は個々の農家に対してではなく、事業や組合、担保能力のある地主を対象としたために全く融資が進まず、1911年の法律改正で商業に対する融資も解禁されました。大正末期より市街地の不動産金融に乗り出す一方で、業務の重複と機能低下を理由に1921年の法律改正以後、各府県の農工銀行を悉く合併し店舗網を拡大しました。割増金付き金融債の発行実績が認められ、太平洋戦争中の割増金付き戦時債券の幹事銀行となりますが、やがてこの債券は射幸性が高くなり終戦直前には「勝札」と言う名の富籤となり、これが現在の「宝くじ」に繋がります。このような歴史背景があるため、現在の宝くじ受託銀行としての存在しています。